もぐら@1級土木施工管理技士補

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【技術士】H27コンクリートまとめ

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H27
・アルカリ骨材反応→アルカリイオンと反応性骨材の反応により発生。
・塩害→鋼材の腐食が塩化物イオンにより促進される現象。ひび割れや剥離が起きる。
・床版の疲労→輪荷重の繰返し作用によりひび割れや陥没する現象。
・凍害→水分が凍結と融解を繰り返し、スケーリングや微細ひび割れ、ポップアウトなどを引き起こす現象。
・化学的浸食→酸性物質や硫酸イオンの接触によりコンクリが分解したり、化合物生成時の膨張によりコンクリが劣化する現象。

・ワーカビリティ判定→簡便なスランプ試験やスランプフロー試験でおこなう。JISに規定あり。
・高炉セメントコンクリ→普通に比べ、初期強度が低い。
・打ち継ぎ目は弱点となる。
・プレストレッシング直後のコンクリに生じる最大圧縮応力度は、PC鋼材のリラクセーション、クリープ、乾燥収縮、死荷重等により減少していく。
・打ち込み後早い時期に直射日光や風等により表面だけが急激に乾燥するとひび割れが起こる。

プレストレストコンクリートについて
・PC構造→プレストレストコンクリート、使用限界においてひび割れを許さない。
・RC構造→鉄筋コンクリート
・PRC構造→PCとRCの中間。曲げひび割れを許す。
・テンション方式→鋼材を緊張する
・ポストテンション方式→コンクリ硬化後に鋼材を緊張する。内ケーブル構造と外ケーブル構造がある。
・内ケーブル構造→コンクリ部材が硬化した後に内部に設けられたダクトに配置されたPC鋼材を緊張し、グラウトを注入することで腐食を防止する。
・外ケーブル構造→恒久的な防せい・防食処理を施した緊張材をコンクリ部材の外側に配置して、部材に永続的なプレストレスを与えるもの。
・プレテンション方式→工場のみで製造可能、硬化後に緊張を与える

【PC構造の特徴】
・ひび割れが起きにくい
・高強度コンクリ、高張力鋼を有効に利用可能。
・RC構造よりも部材断面を小さくできる。
・プレハブ化が可能。
・一次的なひび割れ、変形が復元する。
・緊張の導入・定着・グラウト材の注入などの技術が必要
・クリープ変形が大きくなる可能性がある。
・RC構造と比較して修復が難しい