もぐら@1級土木施工管理技士補

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【1・2級土木施工管理技士】土留め支保工の組み立て作業に必要な労働災害防止対策

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土留め支保工の材料には、著しい損傷、変形又は腐食があるものを使用しない。

土留め支保工の構造は、当該土留め支保工を設ける箇所の地山に係る形状、地質、地層、き裂、含水、湧水、凍結及び埋設物等の状態に応じた堅固なものとする

③組立は、あらかじめ、組立図を作成し、組立図により組み立てる。

④切梁及び腹起しは、脱落を防止するため、矢板、くい等に確実に取り付ける。

⑤圧縮材継手は、突合せ継手とする

⑥切ばり又は火打ちの接続部及び切りばりと切りばりとの交差部は、当て板をあててボルトにより緊結し、溶接により接合する等の方法により堅固なものとする。

⑦中間指示柱を備えた土留め支保工では、切りばりを当該中間支持柱に確実に取り付ける。

⑧切りばりを建築物の柱等部材以外のものを維持する場合は、当該支持物は、これに係る荷重に耐えうるものとする。

土留めの支保工の切りばり又は腹起しの取付又は取り外しを行なう作業箇所には、関係労働者以外の立入を禁止する。

⑩材料、器具又は工具をあげ、又はおろすときは、つり網、つり袋等を使用する。

⑪土止め支保工を設けたときは、その後7日をこえない期間ごと、中震以上の地震及び大雨等により地山が急激に軟弱化するおそれのある事態が生じた後に、1.部材の損傷、変形、腐食、変異及び脱落有無及び状態 2.切りばりの緊圧の度合 3部材の接続部、取り付け部交差部の状態について点検し、異常を認めた時は直ちに、補強し、または補修する。

⑫土止め支保工の切りばり又は腹起しの取付け又は取り外しの作業は、地山の掘削及び土留め支保工作業主任者技能講習を修了した者のうちから、土留め支保工作業主任者を選任する。