もぐら@1級土木施工管理技士補

1級土木施工管理技士補の30代社会人。おすすめのアイテムや資格試験や仕事についてぼちぼちと!

インフラを支えるお仕事

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世間はお盆休みですね。

私もお盆は帰省して家族や親戚と過ごす予定でしたが、台風の影響で仕事になってしまいました。

休みが無くなり予定が変わってしまったのは悲しい事なのですが、土木関係の仕事であるためこれは仕方ないこと。

子供の頃は台風来い!学校休み!やったぜ!うぇーい!って感じでした。

まさかその裏で多くの大人がてんやわんやしながらインフラを守っていたとは知らず…。

そしてインフラを守る側の仕事をすることになるとは夢にも思いませんでした。

台風や大雨などが降ると道路や橋が壊れたり。土手や斜面が崩れたり。色んなパターンの被災があります。

道路や橋が通れるなんて普通の人からしたら当たり前の事ですよね。

でもそれは色んな人の努力で成り立っています。

道路を管理する役所。復旧をする建設会社。大規模な物になればなるほど関わる人が増えていきます。

インフラはあって当たり前のものですが、それを当たり前にしているたくさんの大人が居ます。

そんな当たり前を守る技術者や作業員も年々減ってきています。

自分が災害復旧などに携われるのはやり甲斐がありますが、今後の業界のことを思うと不安になる1日でした。

 

台風が来たときのNG行動7選

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夏から秋にかけての季節は台風シーズンとなります。台風といえば強い風に強い雨。そんな台風がやってきたら絶対にやっていけない事を紹介します。

①家の補修を行う。

台風がまさに来ているそのとき、強い風や雨が気になり屋根や窓などの補修や修繕のために外へ出るのは大変危険な行為です。補修中に近所の家の庭先から何が飛んでくるか分かりません。凶器が飛び交っていると考えても大袈裟ではありません。風に煽られ屋根から落ちるなんてこともあります。家の補修や点検などは台風が来る前に必ず行いましょう。

②河川や用水路などの水辺に近づかない

普段見ている河川や用水路にたっぷりと水が流れている様子を見たい気持ちは分かります。田んぼの水も自分の所に入ってないかなども気になりますよね。自分の現在地の雨が降っていなくても、上流の雨量が多いと増水する可能性があります。地盤が緩んで土手(盛土)が決壊する恐れもあります。水に足を取られれば命に関わる危険が大きいため。河川や用水路なのどの水辺に近づくのは絶対にやめましょう。

③無闇に物に触らない

台風の雨や風の影響で電線が切れているなど、普段の通っている道路にものが落ちているなど景色が変わることがあります。その際は決して安易に触らずに自治体や電力会社に連絡するなどの対応をしましょう。

④傾斜地や地下に近づかない

雨により緩んだ傾斜地が崩れることや、雨水が地下に入り込んでくることがあります。そのような場所には近づかないようにしましょう。

⑤事前の避難ルートの場所・確認を怠る

自治体のHPにはハザードマップが掲載されています。ハザードマップは事前に印刷などをして目を通してください。台風が来る頃には自治体のホームページにアクセスが集中して繋がりにくくなるので注意が必要です。早めに避難ルートや避難場所、自分の周りがどのような危険があるのかの確認をしてください。デジタル時代ですが災害時はアナログも強いです。

⑥1階に居る

2階以上の建物に居る場合は1階ではなく2階以上に居てください。浸水により命の守る可能性が高まります。

⑦無理な帰宅をする。

外出をしていて帰宅など移動をしなければならない場合もあると思います。その際は、危近くの避難所で台風が過ぎるのを待つのも一つの考えです。強い雨や風の中での帰宅は危険です。地域によっては道路や橋が封鎖され渡れないこともあります。外をウロウロするよりも、自治体のホームページなどを確認し、最寄りの避難所に駆け込みましょう。

 

台風への備えはとにかく大切です。

日頃から避難ルートを確認するなど事前の準備を行いましょう。

あらかじめ用意しておくと便利なものはこちらです。

【1級・2級土木施工管理技士】原位置試験まとめ

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☆土工の調査に用いる原位置試験☆

【並び順】
試験の名称
求められるもの
試験結果の利用

①弾性波探査
地盤の弾性波速度V
地層の種類 性質
成層状況の推定

②電気探査
地盤の比抵抗値
地層や地下水の状態の推定

③単位堆積質量試験
湿潤密度 乾燥密度
締固めの施工監理

④平板載荷試験
地盤係数 K
締固めの施工監理

⑤現場CBR試験
CBR(支持力)
締固めの施工監理

⑥標準貫入試験
N値
土の硬軟締まり具合の判定

スウェーデン式  
サウンディング試験   
静的貫入荷重 Wsw
半回転数   Nsw
土の硬軟締まり具合の判定

⑧オランダ式       
二重管コーン貫入試験
コーン指数 qc
土の硬軟締まり具合の判定

⑨ポータブルコーン貫入試験
コーン指数 qc
トラフィカビリティー
判定

⑩ベーン試験
粘着力 c
細粒度の斜面や基礎地盤の安定計算

⑪現場透水試験
頭数係数 k
透水関係の設計計算
地盤改良工法の検討

【技術士】R3鋼材まとめ

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R3
疲労→時間的に変動する荷重が繰返し作用することによって亀裂が発生・進展する破壊現象。
疲労き裂の起点→溶接止端、溶接ルート、溶接欠陥
・き裂の進展寿命→鋼種の影響ほとんどない
・溶接止端から発生するき裂を対象とした疲労強度向上法として、グラインダー処理によって溶接止端形状を滑らかにする方法がある。
・平均応力の有無によって疲労限界値は変わる。

・塗装→鋼構造物を腐食から護る。塗膜が腐食因子である酸素と水や腐食促進物質である塩化物イオンなどの侵入を抑制して鋼材を保護する。
・厚膜被覆→ゴムやプラスチックなどの有機材料を1mm以上の厚膜に被覆した長期間の耐食性を有する防食法であり、主として港湾・海洋鋼構造物の飛沫・干満部の防食に使用。
・溶融メッキ→溶融した金属浴に鋼材を浸漬させ、鋼材表面にめっき皮膜を形成させる。メッキ材に用いる金属として亜鉛、アルミニウム、亜鉛・アルミニウム合金などがある。
・金属浴射→鋼材表面に溶融した金属材料を浴射して形成した浴射被膜が腐食因子や腐食促進物質の鋼材への到達を抑制して鋼材を保護する防食法。浴射直後の被膜には多数の穴があるため、封孔処理が必要。
・耐候性鋼材→腐食性の高い環境には適用されない。

【技術士】R2鋼材まとめ

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R2
・溶接箇所は少なくし、溶接量も必要最小限とする。
・衝撃や繰返し応力を受ける継手はできるだけ全断面溶込みグルーブ(開先)溶接にする。
・できるだけ下向き姿勢で作業ができる構造とする。
・連結部の構造はなるべく単純にし、応力の伝達を明確にする。溶接の集中、交差は避け、必要に応じてスカラップを設ける。
・構成する各材片においてなるべく偏心のないようにし、できるだけ板厚差の少ない組み合わせを考える。

・支承周りなどの帯水が生じやすい箇所では鋼材の腐食が進行しやすい。
・F11T高力ボルトは遅れ破壊の恐れがあるのでF10Tに交換する
・高層物に自動車、列車などの活荷重、風などの外力が繰返し作用すると溶接継手や溶接欠陥などの応力集中部に疲労き裂が発生することがある。
・塗装においては、鋼材表面のさびを除去し、付着している有害物質の除去と層間付着性をよくするため面粗しをおこなう。
・き裂の溶接補修→損傷発生前よりも疲労強度が劣る場合がある。

・高速自動車道、一般国道都道府県道及びこれらの道路と基幹的な道路網を形成する市町村道の橋の設計にあたってはB荷重を適用しなければならない
・吊橋の主ケーブル及び補鋼桁を設計する際には衝撃の影響は考慮しない。
・負静定構造物において、地盤の圧密沈下等のために長期にわたり生じる支点の移動および回転の影響が想定される場合には、この影響を適切に考慮しなければならない。
・道路橋における自動車荷重には床版及び床組を設計するのにT荷重を求める。
歩道等の床版及び床組を設計する場合の活荷重には群衆荷重として5.0kN/㎡の等分布荷重を載荷する。
・コンクリート構造全体の温度変化を考慮する場合の温度昇降は、一般に、基準温度から地域別の平均温度を考慮して定める。

【日記】クレーマーに詰められる⁉︎

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今日も暑かったですね。

暑すぎて溶けるかと思いました。いっそ溶けて地下浸透したいくらいです。

現場で作業をしているといろんなクレームを受けます。おっしゃる通りご迷惑をおかけしてると思い謝るときもあれば、何言ってるんだろってクレームもあります。

今日も暑い中作業をしていたら、怖そうな人が寄ってきました。うわぁぁぁぁぁこれ絶対怒られるやつもう間違いなく怒られる…。と思いきや、「暑い中作業お疲れ様です。」と一言だけ。

めっちゃ良い人!

普段から各種方面で詰められているせいで、優しい人や良い人のラインがめちゃくちゃ下がっている気がします。

世の中の人がみんな良い人なら良いのに!

【技術士】R元鋼材まとめ

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R元
・磁粉深傷試験→鉄鋼材料などの強磁性体を磁化し、えっ幹部に生じた磁極による磁粉の付着を利用して欠陥を検出する試験。
放射線透過試験→放射線を試験体に照射し、透過した放射線の強さの変化から欠陥の状態などを調べる試験。
・超音波深傷試験→超音波を試験体中に伝えたときに、試験体が示す音響的特性を利用して、内部欠陥を調べる。
・過流深傷試験→導体の試験体に渦電流を発生させ、欠陥の有無による渦電流の変化を計測することで、欠陥を検出する試験。
・浸透深傷試験→表面欠陥に浸透させた浸透液を毛管現象により試験体表面に吸出し、傷やクラックを拡大した像の指示模様として知覚的に感知しやすくして行う検査手法。

・薄い板厚の鋼板溶接によって組立てる薄肉構造となるため、コンクリ構造よりも軽い。
・工場で部材が製作されるので現場での工期が短い。
・鋼材は曲げ・切断の加工が可能であり、溶接・ボルトにより接合できるので、補修、補強、構造的な改良などに対応しやすい。
・鋼材は錆びやすいため、防食防錆対策が必要。
・薄肉構造であるため、変形が大きく、動的荷重に対して振動・騒音を生じやすい。

・床版及び床組を設計する場合の活荷重として、車道部にはT荷重(集中荷重)を載荷する。
・衝撃の影響は、活荷重にその影響分に相当する係数を乗じてこれを考慮しなければならない。
・設計に用いる基準温度は+20℃を標準とする。寒冷地は+10℃を標準にする。
・吊足場、斜張橋のようにたわみやすい橋及び特にたわみやすい部材の設計では、風による動的な影響を考慮しなければならない。
・活荷重は最も不利になる方法で路面部に載荷しなければならない。