【技術士】R元再河川まとめ
R元再
・河川整備基本方針→国土全体のバランスを考えて、基本高水、計画高水流量配分などの抽象的な事象を定めたもの。
・河川整備計画→20-30年間に行われる具体的な整備内容。
・河川整備計画においては、段階的に効果が発揮するよう年次目的を定め、一定規模の洪水氾濫を防止し、必要に応じそれを超える洪水に対する被害を軽減する計画とする。
・洪水防御計画の策定にあたっては、超過洪水の生起に際して、下流や本川が危険になるのが一般であるので、この点も考慮して、同一水系内における上下流、本支川の整合を保つよう配慮する。
・基本高水を定める際の対象降雨は、降雨量、降雨量の時間分布及び降雨量の地域分布の3要素で表す。
・対象降雨の継続時間は、流域の大きさ、洪水の継続時間、降雨の原因等を検討すると同時に、対象施設の種類を考慮して定める。
・堤防の透水に対する安全照査は、のり面のすべり破壊と基礎地盤のパイピングについておこなう。
・河川堤防の余裕高は、計画高水流量に応じて定められた値以上の高さとする。
・ドレーン工大部分が透水係数の大きい砂質土で構成されると効果が確実。
・盛土による堤防のり面勾配は、堤防の高さと堤内地盤高の差が0.6m未満である区間を除き、50%以下とする。
・河川堤防の浸透対策である表のり面被覆工法は、河川水の堤防への浸透を抑制することにより、洪水末期の水位急低下時の表のりすべり破壊の防止にも有効。