もぐら@1級土木施工管理技士補

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【技術士】H30河川まとめ

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H30
・高規格堤防を除く一般の堤防は、計画高水位以下の水位の流水の作用に対して安全な構造となるようにする。
・堤防の透水に対する安全照査は、のり面のすべり破壊と基礎地盤のパイピングについておこなう。
堤体に粒径の小さい材料を用いる場合は、浸透はしにくいが、浸透した場合には強度の低下が生じやすく、粒径の大きい材料を用いる場合には、浸透はしやすいが、浸透による強度の低下は生じにくい。
・堤防のり面の浸食に対して考慮すべき外力は、流水の作用によるせん断力、抗力などの流体力、土砂や流木等による直接的な衝撃などがある。
・土堤の確保すべき耐震性は、地震により壊れない堤防とするのではなく、壊れても浸水による二次災害を起こさないことを原則として評価する。
・護岸は、洪水時の浸食作用に対して堤防及び低水河岸を保護することを主たる目的として設置される。
・天端工と天端保護工は低水護岸の浸食防止。
・天端保護工は低水護岸の上端部と背後地のすりつけをよくするとともに、裏側から破壊されないように保護する構造物。
天端工はのり覆工と同等のもので保護する工法。
・護岸ののり覆工は、護岸の構造の主たる部分を占めるものであり、流水・流木の作用、土圧に対して安全な構造になるように設置する。
・護岸の基礎工は、洪水による洗堀等を考慮して、のり覆工を支持できる構造とする。
・護岸の根固工は、河床の変動を考慮して、基礎工が安全となる構造とする。