もぐら@1級土木施工管理技士補

1級土木施工管理技士補の30代社会人。おすすめのアイテムや資格試験や仕事についてぼちぼちと!

【技術士】H27都市計画まとめ

f:id:mogura8888:20220721122244j:image

H27
都市計画法における都市計画とは、都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための土地利用、都市施設の整備及び市街地開発事業に関する計画とされている。
・都市施設については、都市計画に都市施設の種類、名称、位置及び区域を定める。
・交通施設、公共空地、供給施設は、都市施設の種類に含まれている。
・都市施設は都市計画法で定めたもの
・都市施設は、都市計画区域において定めることができるとされているが、特に必要な時は都市計画区域外にも定めることができるとされている。
都市計画区域については、少なくとも道路、公園及び下水道を定めるものとする。
都市計画区域について、都市計画に下記の①-⑩で必要なものを定める。
都市計画区域外でも定めることができる。
1.道路、都市高速鉄道、駐車場、自動車ターミナルその他の交通施設
2. 公園、緑地、 広場、 墓園その他の公共空地
3. 水道、電気供給施設、 ガス供給施設、 下水道、 汚物処理場、 ごみ焼却場その他の供給施設又は処理施設
4. 河川、 運河その他の水路
5. 学校図書館、 研究施設その他の教育文化施設
6. 病院、保育所その他の医療施設又は社会福祉施設
7. 市場、と畜場又は火葬場
8. 一団地の住宅地設 (一団地における50戸以上の集団住宅及びこれら に附帯する通路その他の施設をいう。)
9. 一団地の官公庁施設 (一団地の国家機関又は地方公共団体の建築物 及びこれらに附帯する通路その他の施設をいう。)
10.流通業務団地
11.その他政令で定める施設

【人物】
クラレンス・スタイン (1882~1975年)
アメリカ合衆国の都市計 画家・建築家であり、 ガーデンシティをヒントに歩行者と自動車のアクセスを完全に分けてつくられた 「都市ラドバーン」の設計者として知られる。

トニー・ガルニエ (1869~1948年)
フランスの都市計画家 建築家 であり、1917年に出版された 「工業都市」 では、 工業を都市計画の主題 として近代都市が備える全ての施設と空間を構成要素とし、それぞれの機 能と環境を考慮して配置した、 近代的都市計画理論を提示した。

クラレンス・アーサー・ペリー (1872~1944年)
アメリカ合衆国の プランナー・社会学者 地域計画研究者・教育者であり、 1924年に発表 した 「近隣住区論」 によって、 幹線道路で区切られた小学校の校区を一つ のコミュニティと捉え、商店やレクリエーション施設を計画的に配置する 『近隣住区』 が体系化された。

エベネザー・ハワード (1850~1928年)
近代都市計画の祖と呼ばれ るイギリスの社会改良家であり、1898年に出版された 「明日一真の改革に いたる平和な道」には、彼の思想を表現した都市と田園と田園都市の3つ の磁石が人々をひきつけようとしている「三つの磁石」の図が掲載された。 これは、都市環境と自然環境の調和を目指し、 人口数万程度の限定された規模の自律した職住近接型の都市を郊外に建設するというものである。

ロバート・オウエン(1771~1858年)
イギリス社会主義創始者・ 社会改革家・実業家であり、人間の活動が環境によって決定されるとする 環境決定論を主張し、今の協同組合の基礎を作った。「一致と協同の村」と いうオウエンの共同体は、住民は農業に従事して自給自足の生活を支える と同時に工業の生産活動にも参加するというもので、村の中核となるのは 四角形の建物で、 建物の周囲に1,000~1,500エーカーの土地があり、敷地 の中央には共同食堂などの公共建物や学校、礼拝堂、 図書室などが設置される。このオウエンの共同体は、イギリス社会主義の先駆的形態を示すも のとなっている。