もぐら@1級土木施工管理技士補

1級土木施工管理技士補の30代社会人。おすすめのアイテムや資格試験や仕事についてぼちぼちと!

誰でもできる交渉術

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交渉というと難しいイメージがありませんか?

私も交渉は苦手でした…。

しかし!!

ポイントを抑えるだけで難しそうという考えや苦手意識が無くなります!

私たちは仕事やプライベートなど日常的に交渉を行う場面があります。例えば友達とご飯に行くとき焼肉が良い友達とラーメンが良い私!当然意見は対立します!どちらかが折れない場合には熱い喧嘩に発展なんて事も…。そうならないための交渉術をご紹介!

 

【交渉のポイント!】
①相手に対しての好き嫌いではなく、目の前の問題や課題の解決を優先する。


②可能、不可能の答えが出でからが交渉のスタートライン。出た答えに対する相手の本音(利害)を探る。


③相手の利害と自分の利害にズレがあればそれを調整していく。(落としどころを見つける)


④そもそも可能、不可能で簡単に解決する問題ではないと頭に入れておく。


⑤交渉はこちらの要望相手の要望を可能、不可能ではなく、お互いの利害や目的を達成するために行う。当初の要望命題からは当然に逸れる。

 

【相手を言い負かす事が目的ではない】

①-⑤のポイントを意識しながら相手と交渉をしてみましょう!先程の友達との焼肉とラーメンのやり取り。どちらも引かない場合はどうなるでしょう?。まず頭に入れておきたいのは、最初に出できた焼肉、ラーメンというキーワードが絶対ではないと言うことです。交渉を開始した時点で当初の案の実現はやや難しいと考えてください。そもそもの目的は「一緒にご飯を食べに行く」という事です。焼肉、ラーメンは副産物的なワードです。この考え方ができるだけで冷静なやり取りをする事ができます。なんならこれを気づけた時点で焼肉だろうがラーメンだろうが何でも良いのです。

【しかし!どうしてもラーメンが食べたい場合もある】

そのような場合はお互いのなぜ焼肉が良いのか、ラーメンが良いのかを話し合う必要があります。

友達はスタミナをつけたいから焼肉が良い。私は麺類が食べたいからラーメンが良い。などなぜそれを食べたいかお互いの事情を提示することで、焼肉、ラーメン以外の選択肢が見えてきます。これが交渉です。

【相手を言い負かすのが交渉ではない】

相手を論破して自分の要望を貫き通す。これは交渉ではないです。相手の事情や要求、妥協点を引き出し、二者択一ではなく第三の答えを見つける。最終的にWIN-WINの関係を目指すことが交渉です。なぜ相手が拒否するのかを考える、そして引き出すことが大切です。スタミナをつけたいという友達に対して、ガッツリ系のスタミナの付くラーメンを提案すればお互い良い結果になります。あるいは麺類が食べられる焼肉屋さんを提案してもらえば私にとっても良い結果になります。交渉は最初の提案のどちらかという話ではないのです。

【お互いが幸せになるゴールを目指す】

お互いの事情を考えて結論を出すことを意識すれば議論も深まります。良い結果に着地できます。

 

簡単ではありますが交渉についてのポイントを解説させていただきました!