ONE PIECE FILM RED
ONE PIECE FILM REDを見てきました。
ネタバレを少し含みます。
結論から先に書くと「最高」の2文字です。
ワンピースを昔から読んで、映画も全て見てきましたが過去最高です。
辛口なレビューをする人が多く、賛否が分かれる内容かもしれませんが、私には最高でした。
スタンピートやZの様な戦闘やアクションがメインで好きな人にはウケが良くないのかもしれません。また、限られた時間の中での映画という作品のため、魅力のひとつである、本誌原作のように丁寧に描かれる過去などの登場人物や島の歴史などの背景が深掘りされきっていないため消化不良の点はあるかもしれません。
作中にはウタが歌うシーンが何度もあり、曲を予習していくと世界観に浸れます。(予習していけば良かった)
Adoさんの歌声を映画館で大音量で聴けるのは気持ちが良いですね!
ワンピースは連載が長い漫画なので、少年時代から読んでいる人たちは私の様に良い大人です。若い世代に人気の歌手を起用する事で若い人にも興味を持ってもらい、多くの世代に楽しんでもらえる作品に仕上がっています。
多くの世代が楽しめる作品であるが故に内容の中途半端感は否めません。バトルや謎解き、冒険などどこかに特化してるというよりも、様々な要素をバランスよく取り入れた作品です。
私はこのバランスが多くの世代が楽しめるように配慮された内容にとても魅力を感じました。
ワンピースの映画で何回も曲が流れるのも新しいです。
ストーリーとしては、泣けるストーリーの王道のような内容です。
麦わらの一味と赤髪海賊団との絡み方もよく考えられています。
ヤソップの「バカ息子」のセリフがめちゃくちゃかっこよくて印象に残ります。
ワンピースをある程度知っている人や原作を追っている人はぜひ見てほしいです。
ルフィが原作の最初で音楽家を仲間にしたいと言っていた理由もここにあったのかな?
なんてことを考えながら作中曲を聴きながら帰りました。