【技術士】H29コンクリートまとめ
H29
・アルカリ骨材反応→アルカリイオンと反応性骨材の反応により発生。
・塩害→鋼材の腐食が塩化物イオンにより促進される現象。ひび割れや剥離が起きる。
・床版の疲労→輪荷重の繰返し作用によりひび割れや陥没する現象。
・凍害→水分が凍結と融解を繰り返し、スケーリングや微細ひび割れ、ポップアウトなどを引き起こす現象。
・化学的浸食→酸性物質や硫酸イオンの接触によりコンクリが分解したり、化合物生成時の膨張によりコンクリが劣化する現象。
・セメントの種類
①ポルトランド②高炉③シリカ④フライアッシュ⑤エコ
・ポルトランドセメントの種類
①普通②早強③超早強④中庸熱⑤低熱⑥耐硫酸塩
・高炉セメントB種は、アルカシリカ反応や塩化物イオンの浸透の抑制に有効。
・国内使用 70%が普通ポルトランドセメント 0.2がフライアッシュ
・早強ポルトランドセメント→早期に強度が出る、緊急工事、4℃以下の寒冷期工事に適する。水和熱が大きく、ひび割れが発生しやすい。
・コンクリは作業に適するワーカビリティを有していなければならない。
・コンクリート構造物は、設計基準強度を有しなければならない。
・鋼材の腐食から十分保護する機能が必要。
・構造物の性能に悪影響を及ぼさない程度のひび割れも許容しない等、過度な対策を講じることは、必ずしも経済的で合理的な対応とはならない。
・材料の品質管理とコンクリートの製造管理は必須。